警察官の資格
警察官は職務上、さまざまな資格や免許が必要になります。ここでは警察官が取得する資格や免許についてご紹介します。
警察官はどんな資格を持っているの?
警察官が必ず持っているのが「普通二輪免許」と「無線免許」。この2つは警察学校に入っている間に取得します。
また、柔道か剣道の初段以上の資格も取得する必要があります。
それからほどんど全員持っているのが「普通自動車免許」。パトカーはマニュアル車が多いのでオートマ限定免許はほとんどいません。
公的な資格としては、このほかに職務に応じて大型自動車免許や水中捜索に必要な潜水士の資格、 汚職事件捜査に必要な簿記の資格などを取得する人が多いです。
また、警察内部の検定試験や資格も多く、白バイ隊員の資格、パトカー乗務員の資格、鑑識の資格など、
専務員としての職務に直結したものがあります。
これらの資格試験にパスしなければ専務員として仕事がすることができません。
いかにも警察らしい資格が「拳銃検定」。初級から上級まであります。
また、「体力検定」というものがありますが、これも警察らしい資格といえるでしょう。
警察官になるために有利な資格は?
警察官になるために有利な資格っていうのはありませんが、 普通二輪や自動車の免許は職務上必要になるので、将来警察官を目指す方は今から取っておいても損はしないでしょう(なお、 普通二輪免許は警察学校在籍中に全員取得します)。
それから「柔道や剣道の段を持っていなければならないの?」ってよく聞かれるけど、そんなことはありません。
あったほうが採用試験の時にちょっとは有利かも知れませんが、重要な要素ではありません。
その証拠に、警察学校で初めて柔道や剣道を経験するという警察官もたくさんいます。
また、国際化社会の流れによって、外国人が関係する犯罪も増えてきています。また、街でも外国人旅行者も多いので、語学、とくに英語、 中国語、韓国語のできる人材は今後ますます重宝されるように思います。
なお、警察官の採用試験を受験するための資格はこちらをご覧下さい (警視庁のホームぺージ)