交番の仕事とウラ話

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交番は市民にとって身近な警察の窓口。ゆえに、交番勤務の警察官、つまり「おまわりさん」こそ、市民にとって警察の象徴です。
ここでは交番勤務の警察官の仕事を中心に、警察に関する豆知識をQ&A形式でご紹介します。

「巡査」って交番の警察官のこと?

巡査とは交番勤務の警察官のことではありません。巡査とは、職種ではないのです。
巡査とは、警察官の階級で、会社でいう「ヒラ社員」のことです。
ですから、私服の捜査員にも巡査(つまりヒラ社員)はいます。
反対に交番勤務の警察官にも巡査部長や警部補もいます。
ちなみに、「部長刑事」というのは「階級が巡査部長の刑事」のことで、刑事がみな巡査部長というわけではありませんので、念のため。

交番の警察官の当直について教えて!

警察官 仕事 ウラ話

都道府県によって勤務態勢に差がありますが、私の勤めていた県では、24時間勤務で、3つの係の交代制でした。

当直の日は朝9時から次の日の朝9時まで。
当直が終わった日は「非番」と言って一日休み。
次の日は「公休」で休みか、「日勤」で朝から夕方までの仕事のどちらかです。
交番勤務は交代制なので、基本的には勤務時間が決まっていますが、当番の日に事件があれば、その事件の取り扱いが一段落するまでは仕事を続ける必要があります。
また、当直の夜は仮眠時間が与えられていますが、忙しい交番では夜中も取り扱いが多く、仮眠がとれず翌朝を迎えるということもしばしばあります。

パトカーは特別な車なの?

警察官 仕事 ウラ話

えー、ちまたではパトカーはチューンナップされた特別仕様車だという噂がまことしやかに流れていますが、

実は至ってノーマル仕様です。
もちろん、赤色灯や警察無線といった装備はありますが、車としての基本性能はノーマルです。
そんなので大丈夫かって?
そこは腕でカバーするんですよ。
というか、サーキットじゃない一般公道でチューンナップされた自動車なんて意味ありません。
緊急走行とはいえ、パトカーが一般公道を200km/hでぶっ飛ばしていたら怖いと思いませんか?普通。
最高時速なんかよりも、しっかり整備して、走る・曲がる・止まるがちゃんとできることの方が何倍も大事です。
また、助手席の警察官も運転していないからといってボンヤリしてはいません。
パトカーの運転は、市民に対する安全運転の見本です。
助手席の警察官は、運転手同様に周囲の交通に気を配ると同時に、交通違反の車や不審車がいないか、常に目を光らせているのですよ。

テレビでよく見る敬礼、正しくはどうやってするの?

警察官の礼式といえば敬礼。敬礼こそ制服警察官の象徴。
テレビでもところ構わず敬礼をしていますが、大きな間違いがあります。
まず、あの、頭に手をかざす敬礼は「屋外で帽子をかぶっているとき専用」の敬礼なのです。
なので、室内で帽子を脱いでいる警察官や、刑事のように私服で帽子をかぶっていないのに、手をかざす敬礼はおかしいのです。
ではそういう場合はどうするのか?
普通のお辞儀と同じ礼が室内の敬礼なのです。
また、正しい(屋外の)敬礼の方法は、右腕の二の腕は水平にし、手のひらは下を向けます。
決して手のひらを相手に見せてはいけません。
また、指先はピンとまっすぐに伸ばします。これが正しい敬礼です。
さあ、正しい敬礼を練習して、将来警察官になったときに、ライバルに一歩差を付けよう!?

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