体力・体格検査対策
体力の重要度はどのくらい?
意外に思われるかも知れませんが、警察官採用試験において、体力検査の重要度は一般の人が想像しているほど高くないと私は思います(いや、低いというわけではないんですが;)。
私は3県の警察官採用試験を受験しましたが、そのなかで、垂直跳びとか握力とか、いわゆるスポーツテストを受けたのは1県だけでした。
あとの2県は腕や脚や手指が問題なく動くかどうか、体操みたいな事をしたり、10回か20回程度、腕立て伏せや腹筋をした程度、
だったと記憶しています。
(もっとも、私の経験がそうだというだけで、本当はものすご~く厳しいところもあるかもしれないけど・・・)
もちろん、犯人を追いかけたり、実力を行使しなければならない場面もあるわけです。
警察官としての職務執行のためには、一般人以上の体力は必要です。
屋外での仕事もたくさんありますし、体力がないと、時間とともに集中力もなくなって、思わぬところで怪我したりしますから。
しかし、採用試験の時は、人並みの身体能力さえあれば、後は警察学校でミッチリと訓練すれば十分であるということでしょうか。
体育系のクラブをやっている人ならば全く問題ないと思います。
そうでない人も、腕立て伏せ10回でいっぱいいっぱいというのであればちょっと不安ですが、
体力検査に向かってランニングや筋トレなどの自主トレをこなしていれば、体力バ○と言えるほどの並外れた体力は必ずしも全員には求められないと思います。
ちょっとでも体力に不安のある方は、こちらの効率的に腕立て伏せができる器具で短期間で筋力アップをしておくと良いでしょう。
体力に自信のある人は?
なお、「勉強は苦手だが体力には自信がある!」という人もいるでしょう。
どんな激務にも耐えられる体力、凶悪な犯人でも取り押さえられる運動能力も警察官として大事な要素です。
学力に自信のない人は体力検査や、これまでのスポーツの実績をしっかりアピールしてください。
スポーツで優秀な成績を収めていると、採用試験でも加点対象になりますよ!
機動隊や柔道・剣道の特練生など、人並み外れた体力が必要な部署もありますので。
ちなみに、「体力検査では全員が裸にされて(病気がないか)ケ○の穴までチェックされる」というデマがありますが、
そんなことはないのでご安心を。半袖Tシャツと短パンでした。