警察官採用の筆記試験対策
このページでは、警察官採用試験の筆記試験対策について書きます。
とは言っても、警察官採用試験を客観的に分析した受験対策は、予備校や通信講座などの専門家に任せたほうが良いと思いますので、
ここでは趣向を変えて、
「警察官経験者が語る、警察官の職務に必要な資質から見た、警察官採用試験のポイント」
というテーマで書きたいと思います。
つまり、「警察官の仕事にはこんな能力が大事だよ」というところから逆算して、「採用試験ではこんなところを見ているんじゃないかな?」という観点です。
主観的な筆記試験対策なので、参考程度にして下さい(お前の言うとおりに勉強したけど落ちたぞ!!
という苦情は言わないでください^_^;)。
でも、意外と真実をついているかも知れませんよ!?
筆記試験の傾向と対策
警察官には専門分野の高い学力は必要ありません。ある一定以上の学力があれば十分だと思われます。
具体的にいうと中学生レベル。計算能力にしても、歴史の知識にしても、科学の知識にしても、国語能力にしても、
中学生レベルの問題を確実に解ける学力があれば良いと思われます。
実際、警察官採用試験も、大学卒であっても、中学生レベルの難易度でした。
(「中学生レベルの学力があれば警察官になれる」というわけではありませんよ!!誤解なきよう。
採用試験の問題の難易度の話です。当然ながら、学力レベルは中学生程度ではダメです。
筆記試験に合格するのは決してカンタンではありません。なめてかかると大変ですよ!)
特定の分野は強く、別の分野は全然ダメ、というのではいけません。一般常識として、広く浅く、物事を知っていることが必要です。
なお、出題される範囲は国語、数学、英語、理科、社会の5教科と関連の深い分野でした。
法律など、警察官の職務と密接に関係する問題はなかったと思います。
ただし、これは当時の、私の受験した県警での話です。
現在は違うかもしれないので、受験するのであれば過去問のチェックはすべきです。
私の筆記試験受験対策
私の場合、主に高校受験の参考書を使って勉強していました。
私は社会科、とくに歴史や公民関係が苦手で、そこを中心に受験勉強しましたが、レベル的にはこれで十分だと思います。
ただし、穴がないよう、ヤマは決して張らず、まんべんなく勉強するようにしました。
重要なポイントは必ず覚えておくようにしましょう。
警察官採用試験の受験の予備校や通信教育の講座では、長年のノウハウが蓄積されていますので、 これらを利用したほうが効率よく勉強することができると思います。
とくに大学生で卒論や他企業の就職活動でなかなか勉強時間の取れない人には有効でしょう。
効率よく受験勉強したい方は検討するのも良いと思います。
さらに徹底的に試験勉強したい方は、通学制のスクールのほうが、モチベーションを高く持ち続けることができ、講師に質問や相談もできるので適していると思います